揆奮館流武術修錬会》2025年(令和七年) 入会案内

「揆奮館流武術修錬会(きふんかんりゅうぶじゅつしゅうれんかい)」は、今から58年前の昭和42年(1967年)に流祖の池城安松会長が、鹿児島県出水市を本拠地として設立した武道団体「揆奮館(きふんかん)」の活動を継承する武道・武術の研究稽古会です。館名「揆奮館」は、江戸時代初期の1629年に出水郷地頭として着任した山田昌巖が出水兵児の鋭意士風の作興に努め、教化淵源の地として出水麓に建てた学舎の名称と言われ、後に幕末の出水郷校や旧制出水中学校(現、県立出水高等学校)などでも使われた出水市では由緒ある名称です。「揆奮」は、文教を揆(はか)り、武衛を奮(ふる)う、すなわち文武両道に精進するという意味で使われています。揆奮館流武術の道場訓は、「『守・破・離』の精神を以て修行のこと」です。

@揆奮館流武術として主体的に修錬を行っている武道・武術は、六尺棒術です。揆奮館流棒術は、流祖池城安松会長が、琉球古武道・日本古武道・銃剣道・薙刀・杖術などの技法を整理して体系化した棒術で、基本20本・分解形5本・型(『徳嶺の棍』揆奮館型)・約束組棒・自由組棒などを稽古しています。

A揆奮館で稽古をしている居合道は戸山流居合道(流祖山口勇喜)、日本戸山流居合道連盟の鹿児島県連盟本部として活動しています。※体験・入門当初は居合刀の借用可。

 

B戸山流居合道など日本刀技法に基づく、真剣による試し斬りを毎月1回定例稽古の中で実施しています。※真剣は無料で借用可。

 

C稽古場所  出水市総合武道館2階または1階の道場

 

D稽古日時  定例稽古は、原則として、毎週1回、土曜か日曜の917時までのうち2時間程度実施していますが、状況に応じて変更する場合もあります

 

E揆奮館流武術修錬会会費は、これまで無料でしたが、今年度より定例稽古会は会で利用申請を行うこととしましたので、定例稽古会の参加者は年額2,000円の会費納入をお願いします。なお、これまで、定例稽古会に参加の都度、納入していただいた個人利用料は不要です。定例稽古会参加者は、稽古着(運動ができるものであれば何でもよい。)、 六尺棒(直径30mm、長さ180cm位の丈夫な木製丸棒なら何でもよい。)が必要です。スポーツ安全保険に会で団体加入しますので、年間掛金(子ども800円・高校生以上64歳以下1,850円・65歳以上1,200円)の納入もお願いします。揆奮館流術の段位及び称号については、審査合格の際に規定の段位称号審査料(証書印刷代・筆耕委託手数料等の実費)を会に納入していただきます。戸山流居合道の段位及び称号の審査については、日本戸山流居合道連盟規定により行います。

 ※入会申込は、定例稽古日(ホームページhttp://kihunkan.net/に予定日時掲載)に道場で代表師範(中元)に申し出てください。見学・体験入門可。

 

揆奮館流武術修錬会事務局 kihunkan@eos.ocn.ne.jp

出水市総合武道館

出水市総合武道館位置図

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